家づくりコラムColumn
家づくりのこだわり2020.01.17
地熱床なら無垢床+床暖房が可能になる理由
できそうでできないのが無垢床+床暖房です。
前回までのお話でお伝えしましたがほとんどのハウスメーカーが無垢床+床暖房をやりません。
床暖房の熱で無垢床が乾燥して反ってしまい、最悪の場合バキバキに割れてしまうからです。
床暖房の熱は60℃もあるのでそんな高温が無垢床に直接伝わるのがその原因でした。
かといって熱源の温度を下げてしまうと床が暖まらないというのが無垢床+床暖房のジレンマです。
気になる方は前回の記事「↓無垢床+床暖房にはコレが必要↓」と前々回の記事「無垢床と床暖房の痛いニュース」を読んでください。
じゃあ無垢床+床暖房が完全に不可能か?というとそうではありません。
無垢床+床暖房を実現するメカニズム
温度が低くても床が暖まる都合のいい床暖房があれば無垢床も割れません。
もしハウスメーカーも諦めたようなそんな床暖房があれば無垢床+床暖房が実現します。
実はあります。そんな夢のような床暖房が。
それが私達の提供している「地熱床暖房」です。
地熱+床暖房でじんわり床を暖めるので温度が低いまま床が暖まります。
なので無垢床に付けても割れたりすることがないんです。
では地熱床暖房というのはどんなものなんでしょうか?
それは私達オリジナルの建物の基礎「地熱床システム」に床暖房を組み合わせたものです。
どんな感じなのかは以下の図をご覧ください。
地熱床システムは一般的な基礎を上下逆さまにしたような形になっています。
マンションと同じような構造で非常に強度の強い基礎です。
地面と床下に砂利を敷き詰めて密閉してその上をコンクリートで固めます。
地熱床システムの床下は真冬でも15℃を保ってくれます。
地熱を利用しているからです。
地面の中って井戸水と同じで冬でも暖かいんですね。
地熱床暖房はこの地熱床システムの基礎に床暖房の熱源を入れてあります。
地熱の暖かさと床暖房を合わせたのが地熱床暖房なんです。
地熱床暖房の場合、熱源が直接無垢床に触れることはありません。
なので床暖房の熱源の温度が高くなりません。
基礎のコンクリートの中に熱源を埋め込んであるからです。
地熱と床暖房で基礎自体をじんわりと暖めることで、温度が上がることなく床が暖まります。
温度が高くないから無垢床も乾燥しません。
なので無垢床が反ったり割れたりしないんです。
他社の一般的な基礎ではできない方法です。
地熱床暖房だから無垢床+床暖房が実現しました。
そしてこの地熱床には他にもさらに良いコトがあるんです。
次回からはその良いコトを紹介しますね。
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