家づくりコラムColumn
家づくりのこだわり2020.06.19
なぜ、床下浸水のほうが床上浸水より問題が大きくなるのか?
前回、日本の水害についてお話しましたね。
水害の中でも特に多いのが家の中が水浸しになる浸水被害です。
川の氾濫や下水から溢れかえった水で家の中が水浸しになります。
こういった浸水被害は、一年間で30,000棟を超えます。
なぜここまで被害が大きいかというと、そもそも日本は雨が多いからですね。
その雨の降り方が最近変わってきています。
ゲリラ豪雨です。
これら2つが組み合わさることで、より水害が酷くなっています。
ここまでが前回お伝えした内容です。
詳しくは前回の記事を読んでくださいね。
水が引いたら終わりじゃない床下浸水
ここで気になるのが浸水被害の内容です。
平成29年にあった30,862棟の浸水被害の内、半分以上は床下浸水でした。
床下浸水はリビングまで浸水する床上浸水よりも軽い被害のイメージがあると思います。
リビングまで水が来なくてよかった、もし来てたら家電も全部やられて大変だった、と。
でも床下浸水も水が引いたらそれで終わりというわけにはいきません。
基礎の中に貯まった汚水をポンプで出したり、なにより下水の水が溢れかえってたわけですから臭いが酷いです。
当然、床下の消毒も必要になってきます。
床上だったら水で洗い流せばいいかもしれませんが、床下はそうはいかないんです。
実は床下の掃除・消毒が一番手間がかかるんです。
浸水被害のお金の問題
そして一番ダメージが大きいのがお金の問題です。
これだけ手間も精神的ストレスもかかる床下浸水の対応ですが、その費用は自腹なんです。
「えっ、保険使えないの?条件に台風・豪雨等って書いてあるけど。」
と思ったかもしれません。
でも床下浸水はほとんどの保険の補償に入っていないんです。
一般的に水害の場合の補償範囲は床上浸水が発生した場合に限られています。
つまり、被害の軽い床下浸水のほうが、かえってお金の負担が大きくなるということです。
床上浸水だったら家財を含めて全部補償されるのに、床下浸水だったら全部自腹。
これっておかしいと思いませんか?
保険業界のマジックですよね。
何も悪くない我々は涙を飲むしかありません。
どうしようもないんですね。
でもこれを防げるたった一つの方法があるんです。
床下浸水でも自腹でお金を払う必要のない方法です。
次回はその方法をお伝えしますね。
楽しみに待っていてくださいね。
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