家づくりコラムColumn
家づくりのこだわり2020.10.02
冬の寒さ対策に一番影響する箇所はどこ?
寝るときに薄い布団だと寒く感じる季節になってきましたね。
これからの時期に感じるのが家の性能の良し悪しです。
家の性能の良し悪しを一番感じるのが冬の時期。
徒然草には「家の作りやうは、夏をむねとすべし」とあります。
家は夏の住みやすさを優先して作るのが良いという意味です。
以前の記事でお話したように夏の日差しを避けるために軒の出を大きくしたり、風通しを良くするなど自然を上手く活かすことで夏の暑さを避けられます。
では冬の寒さはどうでしょうか?
南の窓を大きくして暖かい日差しができるだけ入ってくるようにするくらいしかありません。
冬の寒さは自然を活かしてどうこうなるものではありません。
普通は家の断熱性能に大きく左右されます。
室内に冷気を入れない、室内から出ていく暖気を少なくする。
これが家の断熱性能です。
後からリフォームできる窓
この断熱性能に一番影響するのが窓です。
冬の熱の出入りの73%は窓からです。
なので冬を暖かく過ごすには窓の断熱性能を上げることが一番重要です。
ただよく考えてみてください。
窓は後々リフォームできます。
窓のリフォームはどんどん進化していて、今ではその日のうちに窓を付けられるリフォームもあります。
ところが断熱性能に大きく関わるのに、窓のように後からリフォームできない箇所もあります。
それが外壁です。
厳密にいうとリフォームできないわけではありません。
しかし、窓のようにその日のうちにリフォームできるものではありません。
そして、外壁を壊すようなリフォームをすると滅茶苦茶お金がかかります。
なので、後からリフォームできない外壁の断熱性能は新築の時にしっかり考えておかなければなりません。
グラスウールの問題
外壁は下の図のように壁の間に断熱材を入れて断熱します。
この壁の間に入れる断熱材や施工の良し悪しで断熱性能が大きく変わります。
壁の断熱に一番使われているのが「グラスウール」という断熱材です。
なぜ一番使われているかというと安くて使いやすいからです。
ガラス繊維なので燃えにくいですし、年月が経ってもあまり劣化しません。
発がん性リスクが低いことも証明されています。
「だったら断熱材はグラスウールでいいジャン。」
と思うかもしれません。
ただ、この安くで使いやすいグラスウールには問題があるんです。
この問題が起きると断熱性能が大きく下がってしまい冬暖かく過ごせなくなります。
しかも外壁なので気軽に直すということはできません。
このグラスウールの問題点とは?
それは次回お話しますね。
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