家づくりコラムColumn
家づくりのこだわり2020.10.16
発砲ウレタンフォーム断熱材のメリット・デメリット
グラスウール断熱材の問題点を前回お話しました。
価格が安いので多くの家に使われているグラスウールですが一番の問題点は水に弱いこと。
水を含むと自然乾燥させるのは難しく断熱性能が無くなってしまいます。
さらに水を含んだグラスウールはその重みで壁の中でズレ落ちてしまうこともあります。
ズレ落ちると結露が発生してさらに水を含んで下に落ちる。
そしてカビも発生するという悪循環に陥ります。
その原因となるのが施工の良し悪し。
壁の中に隙間なくきちんと気密を取ってグラスウールが敷き詰められている、しっかりした施工ができていないとこれが起こります。
詳しくは前回のお話をご覧になってくださいね。
勝手に柱と密着する断熱材
もし、こういった施工の良し悪しが出にくい断熱材があるとしたら安心できると思いませんか?
当然、グラスウールより断熱性能が高い断熱材です。
実際にそういった断熱材があります。
それが「発砲ウレタンフォーム」です。
発砲ウレタンフォームは壁に吹き付けて施工します。
液状のウレタンフォームを壁に吹き付けると、膨らんで発砲スチロールのようになります。
この膨らんだウレタンフォームの中には熱を伝えにくい空気が閉じ込められているので断熱効果もグラスウールより高くなります。
この発砲ウレタンフォームの良い所はグラスウールと違って隙間ができないところです。
壁に吹き付けたウレタンフォームは、自分で膨らみながら壁に接着していき自動的に隙間を防いでいきます。
なので壁や柱との隙間が無くなり熱が出入りしなくなるのです。
グラスウールと発砲ウレタンフォームで隙間の面積を比較すると、グラスウールのほうが7倍もの隙間ができてしまいます。
ここから寒い空気が入ってきたり、部屋の暖かい空気が逃げていったりするわけです。
断熱だけじゃない発砲ウレタンフォームの効果
この気密性能は音漏れ防止にも役立ちます。
隙間が無いので外からも中からも音の漏れを防げます。
なので、赤ちゃんや騒がしい小さな子供がいたとしても「近所に聞こえてるんじゃないか、、、」と音の心配をすることがありません。
育児ストレスが無くなりますよね。
こんなに良い事だらけの発砲ウレタンフォームですが一つだけ欠点があります。
それは価格が高いということです。
これだけ高性能な断熱材なので当然です。
ほとんどの住宅ではオプション扱いで値段がグッと上がります。
でも安心してください。
私達の建てる家では全棟標準仕様で発砲ウレタンフォームが付いています。
地熱床システム、1階全部屋床暖房、ALC外壁、そして今回の発砲ウレタンフォームと他社ではオプション扱いの仕様が私達が建てる家だと全て標準仕様になっています。
建物価格もそんなに高くないのに、高価な大手ハウスメーカー以上の装備が付いているとお客さんにもよく言われます。
でも長く家に住むならこういった快適な仕様が全て付いているお家に住みたいと思いませんか?
私達はあなたに少しでも快適な家に長く住んでもらいたいと思っています。
そのために高性能仕様が標準仕様になっているわけです。
これらの仕様はモデルハウスでいつでもご覧いただけます。
是非一度ご覧になってくださいね。
PS
当社では来店予約してくれた方限定で2,000円分のクオカードをお渡ししています。
あなたの貴重な時間を使ってくれたお礼とガソリン代です。
今すぐ以下のページから予約してください。
↓ ↓ ↓
来店予約する