家づくりコラムColumn
住まいのノウハウ2021.01.18
床暖房をムダなく活用する方法(その2)
前回、お家の断熱対策についてお話しました。
断熱対策をしっかり行うことで、冬の凍える日に暖房を付けても光熱費をムダにすることなく暖まることができます。
特に床暖房を使っているのであれば、断熱対策を行えば最大限の良さを活かせます。
そして、断熱対策で一番力を入れるところは窓でしたね。
なぜなら、冬の部屋からの熱の58%は窓から逃げていくからです。
冬に窓際にいるとスースー冷えるのは、熱が窓から逃げて行って冷気が入ってきているからです。
これが断熱性の高い窓であれば冷えるのを感じなくなります。
手軽で一番効果を発揮しやすいのが窓なんです。
では具体的には何をすればいいのでしょうか?
ガラスからもフレームからも熱が逃げる
窓はガラスと枠であるフレームでできています。
ガラスとフレームは外壁よりも断熱性が低い分、熱が多く逃げていきます。
なので窓のガラスとフレームの断熱性を上げれば部屋を暖かくできます。
ガラスとフレームではどちらが熱が多く逃げるのでしょうか?
ガラスとフレームからの熱の逃げ方の割合は6:4になります。
ガラスだけでなくフレームからも4割の熱が逃げていっています。
なのでガラスとフレーム両方とも断熱性の高いものを選ぶことが重要です。
ガラスの選び方
まずはガラスから考えてみます。
ガラスは大きく
・単板ガラス(ガラス1枚)
・ペアガラス(ガラス2枚)
・トリプルガラス(ガラス3枚)
に分けられます。
ペアガラスはガラス部分に2枚のガラスを使っていて、トリプルガラスは3枚使っています。
このガラスの枚数が多いほど断熱性は高くなりますが値段が上がります。
さらにペアガラスとトリプルガラスであればLow-Eガラスというものが選択できるようになります。
Low-Eガラスは、ガラスの表面にLow-E膜といわれる特殊な金属膜をコーティングしたガラスで断熱性能が上がります。
断熱性能を上げるのであれば、単板ガラスだと断熱性が低すぎるので論外、最低でもLow-Eのペアガラスを選ぶことをお勧めします。
トリプルガラスは断熱性能が高いので非常にいいのですが、ペアガラスに比べて値段が倍くらいになりますので、お金がある場合は採用できるといいですね。
フレームの選び方
続いてフレームです。
フレームは
・アルミ
・アルミと樹脂の複合
・樹脂
の3つに分けられます。
アルミより樹脂のほうが熱を伝えづらいので断熱性能が高くなります。
ただ、こちらも断熱性能が高いほど値段も高くなります。
樹脂だとアルミの倍くらいの価格になります。
こちらも性能と値段のバランスを考えると、アルミと樹脂の複合枠をお勧めします。
ガラスとフレームのバランスで考えると、ガラスは「Low-Eペアガラス」、フレームは「アルミと樹脂の複合サッシ」を選んでおけば、床暖房を使っても快適に過ごすことができると思います。
いかがでしょうか?
家の断熱を考えるときのポイントは窓。
窓の性能もピンキリなので、私達に相談いただければ、あなたの要望に合わせて最適な窓を提案いたします。
是非、お店に相談に来てくださいね。
床暖房と窓の断熱も実感できると思いますよ。
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